三国山(みくにやま)
 〜上・武・信三国の境の山〜標高1,834m〜
 その名の通り、群馬(上州)、埼玉(武州)、そして長野(信州)の三国の境に位置する山。
 小学校の頃、社会科で郷土の地理を学ぶ時間があり、よく長野県の地図を開いては眺めたものだが、その図の中、県境の上に「三国山」という記載があった。筆者はそれを見ながら、子供心に「三国山」というのは、何やら長野県でも辺境で奥深そうな場所にあり、行こうと思っても、なかなか行けなさそうな所だという印象を抱いたのを覚えている。
 それが… それから何年も経過し、筆者が車の免許を取得した途端、その三国山はたちまち身近な山となってしまった。南佐久郡川上村から「中津川林道」を「三国峠」まで行き、後は北にほんの15分ほどで登頂。ただ… 実はこの山のすぐ北西が、昭和60年夏の日航機墜落事故の御巣鷹山の尾根なので… 何か気がひけるものを禁じ得ず、その後訪れる機会を得られないでいる。

 ← 三国山頂上

【緯度】355906 【経度】1384246