国師岳(こくしだけ)・北奥千丈岳(きたおくせんじょうだけ)
 〜ヴォリューム豊かな奥秩父の名峰〜標高2,592m(国師岳)・2,601m(北奥千丈岳)〜
 国師岳とは変わった名の山だが、その由来は定かでない。東に連なる甲武信岳と読み方が似ている(コクシとコブシ)ため、両者の間に何らかの関係があるとする説があり、また臨済宗の夢窓疎石国師に由来するとの説もあるが、本当のところがどうであるのかは、いまだ不明のようだ。
 この山には、大弛峠からなら頂上までわずか1時間で達することができるので、西に連なる朝日岳や金峰山と組み合わせて登ることも可能。また、ほんのわずか南には奥秩父最高峰の北奥千丈岳がある(注:長野県を越境するが便宜上ここで紹介)ので、セットで登りたい。

 ← 国師岳(左)と北奥千丈岳(「大弛峠」の朝日岳寄り上部より)

【緯度】355214 【経度】1384022
(北奥千丈岳は標高表示がないため、『日本山名事典』(三省堂)による標高を記載しました。)