小浅間山(こあさまやま)
 〜愛らしい山容の浅間山寄生火山〜標高1,655m〜
 別掲の石尊山と同様、浅間山の寄生火山のひとつ。浅間山の東麓に、もっこりとお椀を伏せたような体で鎮座する可愛い山。その愛らしさゆえか、ご本尊の浅間山を前にして、なお一種独特の光彩を放ち、それゆえ登行欲もそそられる。
 この山、軽井沢町から国道146号を群馬県嬬恋村に抜ける途中にある「峰ノ茶屋」が登山口。そこからほんの1時間弱で難なく登頂できるので、ご本尊がいつドカンといくか判らないというネックはあるものの、家族登山にも好適な山で、筆者も子供を連れて訪れたことがある。
 位置的に、頂上からは浅間山の展望が絶景だが、別掲の黒斑山ほど間近く見えるわけでもないので、ご本尊が登山禁止でも、黒斑山の場合よりは気が楽だろう。

 ← 小浅間山を望む(北東山麓より)

【緯度】362435 【経度】1383343