鼻曲山(はなまがりやま)
〜その名のごとき山容〜標高1,655m〜
お世辞にもあまり魅力的とはいえない妙な名前が災いして、第一印象はどうもパッとしない山だが、いざ登ってみると、そんな印象も変わる。
ことに、位置的にも活火山浅間山の好展望台であり、それだけでも十分登ってみる価値はあろう。
この山への登山ルートはいくつかあるが、筆者は軽井沢駅からバスで長日向の集落あたりまで行き、そこから徒歩約1時間半で登頂した。頂上部は小天狗・大天狗と2峰に分かれているが、最高点でかつ浅間山の展望が良いのは前者。
なお、この山の名誉のために一言付け加えれば、実はこの山、群馬県の浅間隠山あたりから望むと、曲り鼻どころか、すっと筋の通った端正な鼻の形を示している。
← 鼻曲山を望む(浅間隠山方面より)