白木峰(しらきみね)
 〜池塘の点在する明るい頂稜〜標高1,596m〜
 富山県の南、別掲の金剛堂山と国道471号を隔てて東に位置する山。明るく開放的な頂上付近の展望の良さと、「一ノ池」「二ノ池」など、美しい高層湿原とで知られる山。位置的に、東には北アルプス立山連峰あたり、西には金剛堂山あたりの展望が良いことだろうが、筆者が訪れた際には残念ながら途中から雨天となり、まだこの目でそれを確かめてはいない。
 登山口までのアプローチは、筆者の場合、上信越自動車道〜上越JCT〜北陸自動車道〜富山IC〜国道472号〜国道471号、とたどり、登山口へと通じる「白木峰林道」に入った。この林道、実は頂上直下まで通じているのだが、途中にゲートがあるため上までは車で入れない。ゲート脇の駐車場に駐車して歩き出す。
 ゲートから頂上までは、1時間余も歩けば頂上着。ちなみに筆者が訪れた際には、前述の通り頂上付近から生憎の雨天で、期待した周囲の大展望は残念ながら全く楽しめずに終わってしまったが、それでも時折目についたニッコウキスゲやコバイケイソウの花々が、薄暗い灰色イメージの天候下にあって、異常に鮮やかな印象として今も筆者の脳裡に焼きついている。

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【緯度】362455 【経度】1370643