医王山(いおうぜん/奥医王山)
〜薬草の種類の多さが名の由来〜標高939m(奥医王山)〜
山中に薬草類が多いことから付けられたという、特徴的な山名を有する山。筆者は、その山名にひかれて、はからずもこれまでに2度もこの山を訪れてしまったが、うち初回が長野からの日帰り山行だった。
この山、石川・富山の両県境上に位置しているが、筆者は2度とも富山県側から登頂した。もっとも「夕霧峠」までは車道が通じており、そこから頂上までの所要時間はほんの30分程度という手軽さだが、その割に山中には「見返りの松」とか「龍神池」等、結構見所もあり、なかなか変化に富んでいて楽しい。頂上には展望台があるが、筆者の訪問時には2度とも周囲に霧がかかって展望不良。日頃の行いのせい?
登山口までのアプローチは、東海北陸自動車道の福光ICまでは前掲の人形山の場合と同じ。そこからは既に西に目指す医王山の山体が見えるので、適宜見当をつけて車を走らせれば、そのうちに登山口の夕霧峠に到着できるはず。
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