八子ケ峰(やしがみね)
 〜霧ケ峰に似た雰囲気の明るい山〜標高1,360m〜
 別掲の霧ケ峰に近く、雰囲気的にも霧ケ峰に似た明るく優しい山。「スズラン峠」を隔ててすぐ北東に別掲の名峰蓼科山があるため、うっかりすると見落としてしまうくらい目立たない山だが、反面、登るにはさして時間を要さず、また西には有名な観光地の「白樺湖」もあるので、家族登山にはさぞかし好適な山だろう。
 「スズラン峠」から登れば、さして汗をかくこともなく、せいぜい20〜30分ほどで登頂可能。ちなみに筆者の訪問時には、時期的に登山口の峠の名前のスズランは目につかなかったが、その代わりに明るい草原上はワラビの宝庫で、久方振りにタンマリ山の幸にあずかったという次第。頂上部では「ヒュッテアルビレオ」あたりを散策したが、霧がかかったせいか印象が薄く、結局、最も印象に残ったのはワラビという、筆者にとってはチグハグな山になってしまっている。また折を見て、埋め合わせに行ってみよう…

 ← スズラン峠方面から見上げた八子ケ峰(稜線上の建物は「ヒュッテアルビレオ」)

【緯度】360528 【経度】1381546