蓼科山(たてしなやま)
〜八ヶ岳連峰最北端の秀麗な峰〜標高2,530m〜
別称「諏訪富士」からもわかるとおり、正層火山特有の端整な姿を持ち、どこから見てもすぐそれと指呼できる山。広義の八ヶ岳連峰の最北端に位置するが、あまりに目立つ山容のゆえか、一見独立峰のようでもある。
噴火口跡である頂上は、山容からは想像もつかないくらい、広く荒涼たる岩の原となっており、それが下界と隔絶した、一種独特な雰囲気を創り出す。
端整な姿の山は、概して登りがきついが、この山の場合、最短の「大河原峠」からのルートなら、傾斜も緩く比較的楽。峠から頂上まで2時間弱。
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