経ケ岳(きょうがたけ)
 〜中央アルプス北端部の雄峰〜標高2,296m〜
 伊那谷と木曽谷とを結ぶ「権兵衛街道」の要衝「権兵衛峠」の北、あたかも独立峰のごとくに聳える山 広義の中央アルプス北端の一峰、経ケ岳。
 その名から推定される通り、信仰にまつわる伝説を持ち、山中にもいくつかの信仰の踏み跡を見出すことができる。そも、伊那側からの登山口が「羽広観音」中仙寺だということも、いかにも信仰の山だとの感を強くさせる。
 その「羽広観音」からの道は、約4時間で頂上に達するが、単調なせいか、結構長く感じる。なお、8合目上のピークから先はクマザサ深し、留意のこと。

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【緯度】355446 【経度】1375145