伊吹山(いぶきやま)
〜日本武尊ゆかりの名山〜標高1,377m〜
日本神話によれば、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)は、ここ伊吹山の神に祟られ命を落としたという(そのため、頂上には日本武尊の像が建てられている)。そんな歴史性を有する山だが、今は「伊吹山ドライブウェイ」が頂上直下まで駆け上り、頂上付近も何軒もの山小屋が立ち並び、夏のシーズンには「かき氷」などを売り出し活気を帯びている。
したがって、観光と割り切って訪れるのなら、山としては非常に楽な部類なのだが、たまたま筆者が訪れた際には、幸か不幸かドライブウェイが災害通行止めで、はからずも歩いて登ることになった。
もっとも、その道も途中までは「伊吹山ゴンドラ」である程度までは運んでもらえるのだが、ただ、この道、南に面しているため、標高的にも夏場に訪れると、日中はまるで灼熱地獄で、とんだ苦戦を強いられるハメになる。筆者が訪れた時が実はそれで、頂上の山小屋で「かき氷」を2杯も食ってしまったほど、暑かった… この山、もともと夜間登山で有名な山だが、そのわけを十分すぎるほど理解した次第。
私が日帰りした時は、中央自動車道から名神高速道路に入り京都方面へ向かい、関ケ原ICで高速を下り、登山口まで行き駐車、「伊吹山ゴンドラ」利用。ゴンドラ駅から2時間弱で登頂。
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