至仏山(しぶつさん)
〜燧ケ岳と並ぶ尾瀬の名峰〜標高2,228m〜
燧ケ岳と並び、尾瀬のシンボル的存在である山。男性的な燧ケ岳に対し、こちらは女性的な山容を見せ、あまつさえ頂上付近の露岩まで丸く滑らかで、歩行時には結構滑るので注意が必要。
筆者の場合は、長野から志賀草津ルート(国道292号)を群馬県長野原町に抜け、それから国道145号を沼田市まで走り、水上町(現:みなかみ町)経由で登山口の「鳩待峠」まで上がったが、峠付近はかなりの渋滞で、交通整理に従って峠のやや下の道脇に駐車した。もっとも現在は鳩待峠まではマイカー規制で入れないかも知れないので留意。まあ、麓からバス利用でも、日帰りは十分可能だろう。
峠からは「オヤマ沢田代」の湿原経由で頂上まで徒歩約2時間半で達した。頂上からは、眼下の尾瀬ヶ原はもとより、燧ケ岳や平ケ岳などの展望が雄大。
帰りは往路を戻る。なお「オヤマ沢田代」の分岐から、笠ケ岳という格好のよい山が見える。時間に余裕があれば、ついでに往復も可能だろうが、筆者の場合、途中でハイマツの枯枝に足を引っかけ負傷したため、それは果たせずに終わった。またいずれ訪れてみたい山だ。
← 至仏山(「オヤマ沢田代」寄り稜線上より)