御坂黒岳(みさかくろだけ)
 〜頂上直下から富士山の展望良好〜標高1,793m〜
 この山、本来は単に「黒岳」と称するが、北アルプスの黒岳などと区別する意味で、通常「御坂黒岳」と呼ばれている。いわゆる「御坂山塊」の最高峰で、頂上は一等三角点の割に周囲を潅木におおわれ、あまり展望がきかないが、ほんの少し稜線上を下った所に、河口湖の向こうに端整に聳える富士山の展望抜群の地点がある。これから訪れる方々には是非留意されたい。
 この山の登山口までのアプローチは、別掲の三ツ峠山の場合とほぼ同様だが、ただこの山の場合は、「新御坂トンネル」を抜けた所がもう登山口。そこから、まずは「御坂峠」に登りつめ、次いで左へ稜線伝いに頂上に達する。登山口から頂上まで約2時間半。
 なお、筆者は前記のとおり河口湖を前にした富士山を目にするや、夢中になって撮影したが、長野に帰って現像したら、何とそのことごとくがピンボケていた(!)。多分日頃の「行い」のせいだろうが、いずれ再訪し、今度は最高の写真をものにしてきたいと思っている。

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【緯度】353307 【経度】1384457