金時山(きんときやま)
 〜「まさかり担いだ金太郎」ゆかりの山〜標高1,213m〜
 箱根火山の一角に位置する山。サブタイトルのとおり、金太郎はこの山の付近で育ったという伝説があり、麓には「金時神社」もある。
 この山へのアプローチは、御殿場までは別掲の蛭ケ岳と同様。さらに国道138号を箱根方面に上がり、「乙女トンネル」を抜けて少し行ったあたりから左手に「仙石原」への道に入ると前記の「金時神社」に至る。そこが登山口。
 登山口からは、昼なお暗い樹林の中を木階段の鬱陶しい道が続くが、途中「金時神社奥の院」という大石や、「金時宿岩」など、金太郎こと坂田金時ゆかりの遺跡を眺めつつ頑張ると、やがて幾分明るくひらけた地点に出る。ここからは箱根芦ノ湖や、大涌谷の噴気の展望良好。さらにちょっとした岩稜を一登りで頂上着。頂上には山小屋が2軒あり、ボーイスカウトの集団など登山者が実に多く賑わっていた。登山口から頂上までは約1時間半の時間を要した。
 なお、筆者はこの山を下山後、さらに別掲の大山に訪れた上、長野に戻った。

 ← 「金時神社」奥の院(金時山登山道にて)

【緯度】351723 【経度】1390017