袈裟丸山(けさまるやま/前袈裟)
 〜皇海山と並ぶ「足尾山塊」の名山〜標高1,878m(前袈裟)〜
 袈裟丸連峰は、その妙な名前から、事前の印象は今一つパッとしないが、皇海山と並ぶ「足尾山塊」の要的存在。同連峰は前袈裟、後袈裟、中袈裟、奥袈裟と、いくつものピークから構成されているが、普通「袈裟丸山」と言う場合は、前袈裟をさす。筆者が訪れたのも、その前袈裟。もっとも実を言うと、計算上は奥袈裟までの往復も可能ではあったが、たまたま筆者が訪れた際は、炎天下で予想以上に汗を搾られ、あえなく前袈裟にてギブアップと相なった次第。
 登山口までのアプローチは、群馬県沼田市までは別掲の男体山の場合と同様。それから赤城山麓を抜けて、渡良瀬川沿いの国道122号に入り、東村から国道と分かれて林道を登山口まで。私は通称「折場口」という弓ノ手新道から登るルートをとった。「賽ノ河原」「小丸山」経由前袈裟の頂上まで約2時間半を要した。

 ← 袈裟丸連峰を望む(「賽ノ河原」付近より)

【緯度】363739 【経度】1391945