檜洞丸(ひのきぼらまる/別名:青ケ岳)
 〜丹沢山塊第2位の標高を誇る雄峰〜標高1,600m〜
 丹沢周辺には「畦ケ丸」とか、最後に「丸」と名の付くピークが多く存するが、ここもそのひとつ。一見パッとしない山名だが、実は丹沢山塊では別掲の蛭ケ岳に次ぐ標高を誇る、ヴォリュームあふれる山。
 この山の頂上付近には、コバイケイソウの群落がみられ壮観。もっとも筆者が訪れた際は、花期を外れていて葉しか見られなかったが。
 筆者がこの山を訪れたきっかけは、実は中央自動車道の相模湖ICから、「犬越路トンネル」経由で塔ノ岳方面に登りに行くつもりが、いざ行ってみたら、犬越路に通じる林道が思いの外ダートで時間をロスし、やむなく当初目標を断念、代りに近所に適当な山はないか… と地図を眺めた末、にわかに思いついた山行だった。
 犬越路トンネルよりやや津久井町寄りに下りた林道脇の登山口標識から、登山開始。「熊笹ノ峰」経由頂上まで約2時間で達した。頂上はブナの樹林に覆われ展望は今一つだが、登山ルート中途のガレの上などからは結構な眺めで、特に富士の高嶺の白銀の姿が印象的だった。

 ← 丹沢・檜洞丸を望む(大室山方面より)

【緯度】352844 【経度】1390609