秩父御岳山(ちちぶおんたけさん)
〜木曽御嶽の開山者普寛上人が開山〜標高1,081m〜
この山の登山口近くにある「普寛神社」の付近は、木曽御嶽山の王滝口の開山者として知られる「普寛上人」の生地であり、その上人によって開山されたという山。なるほど実際訪れてみると、沢伝いの道あり、岩場を攀じる道ありと変化に富み、しかも頂上は間近の両神山や雲取山などをはじめとした周囲の山々の展望抜群ときており、上人がこの山を開かれた訳が何となく判るような気がする。
筆者は、この山の登山口まで、前掲の武甲山訪問時の経験から、長野IC〜上信越自動車道〜藤岡JCT〜関越自動車道〜花園IC〜国道140号〜落合登山口とたどるアプローチを採用した。登山口からは、頂上まで約2時間で達する。下山後は、是非「普寛神社」に参拝したい。
なお、帰途のドライブは、国道140号の「雁坂トンネル」が開通したことから、試しに同トンネルをくぐって山梨県側に抜け、甲府南ICから中央自動車道に乗って長野まで戻るルートをとってみたが、時間的にはさほど差はなかったように思う。
← 「御岳神社」(秩父御岳山頂上にて)