横手山(よこてやま)
 〜気軽に接する志賀高原の雄峰〜標高2,305m〜
 この山、志賀高原の雄峰の一つながら、山裾を志賀草津ルートが走り、「のぞき」方面からは動く歩道とリフト、また渋峠からもリフト、と、ほとんど運動することなく頂上まで登れる山となってしまっている。
 この点、純粋な「山登り」としては、もはや魅力を失った山と言わざるを得ないが、しかし晴天時の展望の良さは捨て難いものがあり、やはりこのあたりの雄峰ならでは。となると、肩肘張った大袈裟な登山でなくとも、少なくとも家族で手頃に接する山としての存在価値は、いまだ十分といえよう。
 まぁ、山の自然を本格的登山者ばかりが独占するというのも一種のエゴイズムというもの。一般の人も気軽に接し得る、こんな山があってもいいのではないか。ちなみに筆者は、この山の頂上にあるパン屋が好みで、よく家族で訪れている。

 ← 横手山を望む(「渋池」畔より)

【緯度】364007 【経度】1383133