三峯山(みつみねさん)
 〜「聖高原」背景の展望の峰〜標高1,131m〜
 麻績村と千曲市との境、「聖高原」の聖湖のすぐ東にある山。頂上には展望台が設置され、西側斜面には夏冬兼用のリフトも設置されている比較的開発の進行した山ながら、間近に聳える冠着山や聖山、眼下の聖湖、さらに北東方に拡がる善光寺平など、頂上からの展望には素晴らしいものがあり、展望台が設置された理由がよく判る。ちなみに筆者はたまたま平日の薄暮に訪れたが、時間的に全く人気のない中、次第に周囲の暗さが増すにつれて、善光寺平の街の灯火がコントラストを強めていく様が大変美しく、強烈な印象として脳裡に刻みつけられたところ。
 この山に登るには、麻績村側からは前述の通りリフトを利用する手もあるが、聖博物館のやや上のテニスコートのあるへんから、一般車進入禁止の舗装路伝いに左手の運動場の方に回っていけば、運動場の柵の脇から稜線伝いにちゃんと明瞭な道があり、それをたどってもせいぜい30分ほどで登頂可。なお、反対の千曲市側の「大池自然の家」あたりからも登路があるが、筆者は本文記述時点でまだ途中までしかたどったことがない。自然の家を利用したついでに、軽いハイキングに訪れるのも一興では?

 ← 薄暮の三峯山頂上(背景は夕闇迫る善光寺平)

【緯度】362907 【経度】1380423