御飯岳(おめしだけ)・老ノ倉山(おいのくらやま)
 〜人跡稀な知られざる雄峰〜標高2,160m(御飯岳)・2,020m(老ノ倉山)〜
 御飯岳は、万座温泉の西に位置する雄峰だが、いまだ明瞭な登山道もない、地味な山。南には、かつて開発され栄えた、旧小串硫黄鉱山跡がある。付近の老ノ倉山、破風岳、土鍋山等と共に御飯火山の外輪山をなす。
 この山に登るには残雪期がよく、上信スカイライン小串鉱山入口附近より約1時間で頂上に達する。筆者は高山村から上信スカイライン経由で何度か登頂しているが、最近は残雪期にはゲートが開かないという話もあり、万座温泉側から上信スカイラインをたどるしかないかも知れない。
 老ノ倉山は、上記の通り御飯火山の外輪山中の一小峰であるが、展望抜群のピーク。登山口入口近くに、通称「老ノ倉小池」という池塘がある。
 この山には、いささか不明瞭ながら道があり、夏場でも小串鉱山入口付近の登山口から約20分程度で登頂可能。

 ← 御飯岳(右)と老ノ倉山(破風岳より)

【緯度】363743 【経度】1382730
(緯度・経度は御飯岳に合わせてあります。老ノ倉山はそのやや北西に位置しています。)