聖山(ひじりやま)・たら原山(たららやま、又はたらわらやま)
 〜北アルプス好展望の「聖高原」の山々〜標高1,447m(聖山)・1,392m(たら原山)〜
 聖山は「聖高原」として有名な、「聖湖」周辺の西にあり、いわゆる「筑北三山」(冠着山、四阿屋山、聖山)の中の最高峰。アプローチは、麻績村、又は長野市大岡から車道を「聖」集落付近のスキー場を目指して上がる。晴れていれば北アルプスの好展望台だが、周囲に遮るものがなく比較的平坦な地形に目をつけられたためか、頂上付近には無線施設が多く設置され、そのため実のところ、ほとんど頂上まで車で上がれてしまう。
 また、たら原山は、聖山の西北西2km少々の所に位置する、ちょっと気になる山で、山名の「たら」は「木」扁に「寅」と書く漢字をあてるが、何故かパソコンの文字一覧には載っておらず、そのせいか国土地理院の地形図上も「たら」は平仮名標記のまま。登るには西山麓の「たら原池」付近からが適当だが、頂上には国土交通省のレーダー雨雪量計施設があるため、前述の聖山同様、ほとんど頂上まで車で上がれてしまう。

 ← 聖山(冠着山方面より)

【緯度】362903 【経度】1380117
(緯度・経度は聖山に合わせてあります。たら原山はその西に位置しています。)