鷹狩山(たかがりやま)
〜大町市の東にある北アルプスの展望台〜標高1,067ｍ〜
大町市の東に鎮座する、里山ながら相応の存在感を有する山。この山、実は頂上のすぐ手前まで車道が通じており、しかも頂上には立派な展望台まで建設され、純粋に「山」として見た場合は、どうしても魅力に欠けてしまう面があるので、当初はあえて本ページに掲載する必要もないかとも考えたりしたが… それでも、晴天時の北アルプスの眼前に迫る大展望や、頂上付近の神社に祀られている神馬の風格、また山麓に「大町山岳博物館」があることなどを総合的に判断し… やはり、一項設けるべき価値の十分ある山だとの結論に達した。なお、これら以外にも、筆者には、この山に対する別の意味での特別な思い入れもあるのだが… 長くなるので、ここではそれはあえて記さないでおく。
要するに、車で上まで上がれば、登りはあっけない山ながら、行けば行っただけのことはある山ということ。したがって、これから訪れてみようという向きには、是非とも晴天時に、山麓の「大町山岳博物館」とセットで訪れてほしい。単に有酸素運動だけが主目的の方にはどうか知らないが、より全体的な意味で「山」の雰囲気を楽しみたいという方には、これで十分、時間を割くだけの意味はあるはずだ。しかも「大町山岳博物館」の裏山であることから、大町市街から同博物館を目指していけば、アプローチで道に迷う恐れもまずない。
← 「金毘羅神宮」の神馬(鷹狩山頂上付近)
