大滝山(おおたきやま)
 〜北アルプス屈指の静寂の峰〜標高2,615m〜
 いわゆる「常念山脈」の南のピリオドとしての位置を占める山。北の常念岳や蝶ケ岳に比して地味なためか、はたまた頂上直下の「大滝山荘」が現在営業していないためなのか、訪れる人も少ないが、反面、北アルプスでも数少ない静けさを保つ、貴重な存在。
 また、頂上からの展望も、蝶ケ岳からほど見事ではないが、槍・穂高連峰が間近に望まれるほか、上高地付近の谷筋や霞沢岳も望め、なかなか興味深いものがある。
 登山ルートは数ルートあるが、日帰りするなら安曇野市(旧掘金村)須砂渡より三股経由頂上まで約5時間のコースがよい。

 ← 大滝山(「大滝山荘」付近の池塘より)

【緯度】361619 【経度】1374427