南木曽岳(なぎそだけ)
 〜木曽南部の樹林の山〜標高1,677m〜
 別名を「泣きびそ岳」というくらい、多雨の山だというが、それゆえにか、山中一帯、豊かな樹林に覆われている いわゆる「木曽五木」が中心。
 そんな山の特徴で、昼なお暗い樹林中、一種虚無めいた登行を楽しめるのはもちろんだが、時として鎖付きの急峻な岩場など、豪快な一面も見せる。
 登山コースは、周回ルートをとれる「蘭」(あららぎ)集落からの道をおすすめしたい。「南木曽キャンプ場」先の登山口から、頂上まで約2時間半。頂上からは、御嶽山や恵那山の眺望良好。帰途は「摩利支天」経由で登山口に戻るとよい。

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【緯度】353530 【経度】1373836