角蔵山(かくぞうやま)
 〜変わった山名が訪問の誘引に〜標高1,164m〜
 今は安曇野市に合併した旧堀金村にある、北アルプス常念岳から蝶ケ岳の前衛に位置する山。何やら人名っぽい名前の山だが、実際の山名の由来がどうなのか、筆者の手元にある資料の中では判然としない。しかし… 変わった山名というのは、往々にしてそれ自体、登行欲の誘引となるもの。筆者にとって、この山の場合もその例にもれず。
 この山に登るには、常念岳登山口の「須砂渡」に通じる道を行き、「ウェストン記念館」のあるへんよりやや手前の道を左に入り、途中でこの山の麓をからんでゆく林道に入って、右手に注意しながらゆっくり進むと、そのうち「住吉神社」への入口を示す木柱を見出す。それが登山口。登山口から頂上までは約2時間で達する。山中からは安曇平や別掲の鍋冠山などの展望が得られたが、常念岳など期待した北アルプスの展望は残念ながら雲で今一つだった。

 ← 角蔵山(「住吉神社」への登山道中途より)

【緯度】361737 【経度】1374958