常念岳(じょうねんだけ)
 〜常念山脈盟主の麗峰〜標高2,857m〜
 松本市付近から西を望むと、最も美しいピラミッド形の姿で聳える山。
 その姿ゆえ、多くの人の登行欲をそそるに違いないが、それ以外にも、山岳写真家田淵行男の研究などにより高山蝶の山として知られていること、また古くは、常念坊伝説などの怪異談でも知られるなど、興味の尽きない山だ。
 この山は、健脚者ならば早発ち条件で日帰り可能ではあるが、登りのきついことは一級品で、筆者は安曇野市(旧堀金村)三股から前常念経由約5時間で登頂したが、途中で挫折しかけたくらい苦しかった。その意味では、本紹介文中ではいささか異質の存在とお考えいただきたく、決して安易に考えないこと。

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【緯度】361931 【経度】1374339