城山(じょうやま/青柳城址)
 〜北アルプスの展望圧巻の山城址〜標高905m〜
 別掲の城山(麻績城址)と同様、戦国時代の山城址の山。麻績城址とは「聖高原」駅あたりを隔てて反対側に位置し、標高的には麻績城址よりも低いが、展望的には優れており、ことに西方に雄大に拡がる北アルプスの大パノラマが圧巻。また、この山の場合、最高点イコール本丸跡だから判りやすく、さらに歴史的にも実戦経験を有する城址として、長野県下でも数少ない貴重な史跡といえる。そのためか、地元でも史跡公園として整備に力を入れているらしく、登山口には木製の立派な城門までが建設されているほどなので、実際に訪れてみると、登山というよりは、むしろ歴史探訪といった感が強い。
 登るには、坂北村から東山集落あたりをめざして行けば、前述の城門の手前までは車で乗りつけられるので、きわめて楽。駐車後、本丸跡の頂上までゆっくり歩いても30分も要しない。

 ← 城山頂上にて(青柳城本丸跡、背景は北アルプス連峰)

【緯度】362552 【経度】1380201