失われた情景〜長野市栗田ほか

〜昭和50年代前半頃〜

 市村左馬之助墓の由緒碑
 (応永七年の「大塔合戦」で戦死)
 今は墓石と共に道の反対側に移設
 「支那事変」銘のある旗立石
 戦時中の遺物の一つだったが、今はない
 何故撤去? 貴重な歴史の証言物なのに


などと、書いたのですが…!? 

平成18年 2月、撤去されていなかったと判明!
たまたま現地にあった建物が取り壊されたところ、何と姿を現したのです!
なくなったとばかり思っていたのに、実は建物の陰に隠れていただけでした
改めてよく見ると、旗立石というよりは、純然たる記念碑なのかも知れない
いずれにせよ、私としては思わぬ再会を果たせて嬉しい限りでありました…
なお、画像は表面で、裏面には「昭和十四年三月建之 吉原組」とあります